Employee As A Customer
顧客としての従業員。
従業員も顧客のように丁重に扱った方が良いという考え方。
背景
元来従業員は駒として軽視されてきたが、現代では難しくなっている
1: 純粋に世の中の水準が上がった
2: 従業員体験など手厚くした方が、よりパフォーマンスと持続性が出て組織としてもWin この考え方を端的に理解するための説明があると便利だろう、ということでつくったsta.icon
違い
Ans: 基本的には同義
ただし、
1 細かい内容はコンサルごとに違う
2 英語的に言えばEmployees As Customersは「従業員全体」を見ているが、Employee As A Customerは「従業員一個人ごと」を見ているニュアンス。まさにそうで、Employees As Customersは多様性の促進も包含する
Q: 外に出る前の上司その他審査部門や審査担当が、事実上のお客様として君臨するケースがあるが、これも含む?
Ans: いいえ
例
これはEmployees As Customersと言い換えても良いだろう。ただし多様性に乏しいか、コスト面を気にしすぎる場合はEmployees As Customersの視座に留まるsta.icon
社内開発者向けの基盤を整える取り組みであり、社内開発者を顧客とたとえることがある
特に大企業の場合、同社・同グループ内で仕事をマッチングさせる。いわば同胞相手であるが、しかし仕事をやりとりする仲であり、顧客のように丁寧に扱った方がしばしばうまくいく。つまりEmployee As A Customerの考え方を取り入れた方がB to Aは捗る
社員に対するマーケティング。たとえばブランド教育やイベントなど
個人的にはこれは含めたくないです。たしかに「マーケティングを行うべき対象」として従業員も加えている点では、顧客とみなしていると言えそうですが、私がEmployee As A Customerとして想定するのは、顧客に寄り添うということです。ビジョンやブランドの押し付けではなく、寄り添いなのですsta.icon